工事現場では写真による工事の進捗の管理をおこなったりします。
写真を撮ることによって仕上がって隠れてしまう隠蔽部の施工状況や品質管理を
お客さん(施主)や監理者(設計)に来てもらわずとも報告することができます。
工事写真の管理は現場監督(施工者)の義務であり、重要な仕事の一つとされています。
目次
スパイダープラスとは?
㈱レゴリスさんが出しているipadなどに入れる工事写真管理アプリで、写真管理と図面を
入れることが出来るので、これ1台あれば現場では手ぶらで作業ができます。
確かに近年は現場にタブレットを持って現場に行くということは常識的になりつつあります。
似たり寄ったりの管理ソフトですが、他のソフトとどう違うのか解説させていただきます。
スパイダープラスのここがいい!
- 工事の順序をしっかりと追える
- 写真の撮り忘れがないか一目でわかる
- 検査の時に大活躍!
- 1か月トライアルがある!!
一つずつ解説していきます。
まず、工事順序をしっかりと追うことが出来ます。
これは、パソコンで工事写真の黒板を作る際に工事の流れの順番(1工種)をちゃんと作ることに
よって、写真を順番に取ることが出来ます。工種ごとにフォルダ分け(ipad内)ができますので、
写真のフォルダを開くと次はこの写真だなとわかるようになっています。
次に、写真の撮り忘れがないか一目でわかるということ。
これは、図面上で写真の撮り忘れがないか確認することが出来ます。
例えば、梁の鉄筋写真を撮りたい際に、あらかじめ図面の撮りたい梁の種類の位置にぴんを立てておきます。
そこのぴんの中に取るべき写真の黒板が入れられるようになっています。
黒板に写真を入れて、写真と黒板のセットをすべて埋めればぴんの色が変わります。
例えば:
このようにぴんの色が変わりますので、「あ、ここの写真撮ってないじゃん」ということが
図面上で一目でわかります。これは管理する上でかなり助かります。
この図面はクラウドで共有してますので、「あれ?ここ撮ったのかな?」と他の人が見ても
すぐに撮ったの?と確認できるので管理しやすいです。
次に、検査の時に大活躍!
これは、写真管理の逆バージョンで図面をipadにいれて持ち歩き、
図面のここで指摘受けましたという所にぴんを指して写真をぴんの中に登録することで、
あとで図面を見ただけでどこで指摘を受けて、
どういう状況かということを写真で確認することが出来ます。
従来、図面と黒板とカメラを持ち歩いて、検査で指摘を受けたら場所を記入し、
黒板に指摘番号を書いて写真を撮るという作業ですが、
それが一度にできるので指摘が多くとも慌てることなく写真を撮ることが
出来ます。見返す時も図面と写真で指摘箇所が確認できますので、簡単です。
最後に、1か月無料トライアルがある!
これはこのままですが、他のソフトだと購入しないとなど、使ってみて損したという場合も
あるかもしれませんが、㈱レゴリスさんでは1か月間無料トライアルが可能です。
1か月もあれば、十分に仕様がわかりますし今後使っていくか判断できると思います。
検査の時じゃなくても、現場で気になるところがあれば図面にぴんを立てて写真で保存が
出来ますので、使ってみるといいかもしれません。
私が使用していた時は、図面にぴんを立てて写真を入れておいてLINEで職員に周知して共有していました。
スパイダープラスもクラウド管理ですので、通信可能なipadでしたら現場のどこにいても
共有可能ですよね。これをすることですぐに対応できたりします。
おわりに
記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は㈱レゴリスさんの写真管理ソフト スパイダープラスについて書きました。
スパイダープラスには他にも優れた機能がありますが、今回は写真管理という観点で
書いております。気になる方がいましたらスパイダープラスのホームページにアクセスしてください。
クラウド管理が優れていますので、写真・図面の共有しやすいのでICTとしての機能はかなり高いと思います。
日々更新を行うことで、現場にいる人たちと最新の図面を共有できますので、
古い図面を持って現場に来てしまった、、、ということがなくなります。
写真・図面の管理が大変だという方がいましたら、是非使ってみるといいと思います!
読んでいただきありがとうございました。