私は建設業界での経験を活かし、新たな挑戦を求めて転職活動を始めることにしました。
このブログでは、私が経験した転職活動の過程とその中での学びを共有します。
退職代行を使う事も考えましたが、円満退職を目指しどのようなプロセスを踏んだかを
私の経験になりますが書いていきます。
目次
転職活動を始めた理由
転職活動を始めるにあたり、自分自身が今後この仕事を続けていけるのか?ということを念頭に
ライフワークバランスを見直すことにした。そうしたことにより今の会社では今後の自信の成長をしながら
仕事をしていくことがむずかしいという判断になりました。
項目 | 詳細 | 重要度(1-10) |
---|---|---|
仕事の時間 | 1週間あたりの平均労働時間 | 多い! |
家族や友人との時間 | 1週間あたりの交流時間 | |
自己啓発 | 学習やスキル向上のための時間 | |
健康管理 | 運動や健康診断などのための時間 | |
趣味・娯楽 | リラックスや趣味に費やす時間 | 少ない |
休息 | 十分な睡眠や休憩の時間 | 少ない(単身だと休まらない) |
この表を利用して、あなたの現在のライフワークバランスを評価し、改善点を見つけることができます。
転職前の職場(旧職場)について
転職直前の職場では現場監理を主に行っていて、大きい規模の現場であったので係員という立ち位置でした。(現場常駐職員は14名ほど)
現場の安全管理・品質管理・工程管理を担っており、それにプラスしてBIMの運用・ドローンによる現場の状況写真の撮影・施工図の管理なども行っていました。
主任レベルが2名いましたが施工図をチェックすることはしていなかったので(出来なかった)、
私がやらざるを得ない状況でした。
転職を決意した理由
転職を決意したのは、転勤をしてきた支店の部長と面談を行った際に、
「私はBIMを工事現場で積極的に取り入れ、現場の効率化や不具合を減らすことをしていきたい。」と
話したが、現段階では業界的にもBIMというものは試行錯誤している段階で、
部長は「おれはBIMとかわからないから」と話され、ここでは自分がしたいことは後10年経っても
できないんじゃないかと考えたことがきっかけでした。
転職先はBIMを今後積極的に導入していけるゼネコンまたは開発を行っている会社に
転職を希望し、転職活動を始めました。
転職活動の準備
まず自分が何がしたいのかを考えて、とりあえず会社をやめて仕事を探すのではなく
時間を掛けてどういった企業があるかを確認していきました。
まず求人情報を見てどういった企業がどんな年収で募集をしているか探す事から始めました。
求人情報の探し方
まず求人サイトに登録をし、自分にどんなスカウトが来るのかを確認していきました。
登録をしてみて思ったのは、かなり多くのスカウトが来るなと感じたのが最初です。
しかも現場の年収よりも100万以上UPするものも多かったので、それほど人手不足な状況に
多くの会社が悩まされているのだなと感じました。
使った転職サイトは
・ビズリーチ
・リクルート
・UZUZ
応募書類の作成
履歴書や職務経歴書を書くのは正直初めてだったので、うまく最初は書けません。
しかし、転職エージェントと呼ばれる人から少しずつアドバイスをもらい提出をするので
安心してください。
ただ、転職したい企業でこういった仕事をしたいなどは、転職エージェントの人はわからないので
そこは自分自身でブレないような主軸として考えを統一したほうがいいでしょう。
面接の準備と対策
私が実際に受けた面接はリモートによる面接がありました。
それまでにSPIの試験や一級施工管理技士の問題を扱った試験なども受けました。
面接では事前に5分で自分のアピールポイント・新しい会社の志望理由・新しい会社に入って何が
やりたいことなのかを自己紹介形式で話し、その後面接官からの質問に答えるような面接でした。
時間にして30分くらいでしたがかなり緊張したことを覚えています。
内容は具体的に「御社のこういった技術に惹かれて」とか「御社のこういった信念に惹かれて」など
いうことを言わなければ「他の会社でもできるよね?」となりかねませんので、そう言われた時の返しも
想定して対策を練っていた方がいいかもしれません。
私の場合、「あなたの転職活動で軸にしている考え方があれば」と質問されたので、
かなりテンパってしまった記憶があります。
私の場合、2回の面談→ SPI試験・適性試験・施工管理技士試験→1次面接(1対4)→役員面接(3対1)
と行い、内定をもらいました。
現在の会社にどう伝えたか
私は内定が出た後、引き継ぎと有給消化があるので内定から4か月後に入社する計画だったので、
有給消化に入る1か月半前に今の現場の所長に退職届を出しました。
退職願いと退職届があるのですが、内定をもらっていたので退職届を提出しました。
通常退職日の2週間前に出せば法律上問題はないのですが、現場で様々なことを管理していましたので
余裕を持って辞めると伝えてから1か月半は現場にいました。
退職を伝えてからの1か月半は支店の部長や支店長、本社の部長等と面談し引き留めのような面談を
しましたが、その都度「次も決まっているので意思は固いです」と伝え、先延ばしされないように
していたら、話した人は納得して話を進めてくれました。
中にはその一か月で嫌味や妬みを言ってくる人がいますが、基本的に無視してればいいです。
むしろ私の場合はもっと言ってもらえば、記録をとってその人を訴えてもいいかと思っていました。
内定後の手続き
内定をもらった後は現在勤めている会社での手続きであったり、次に転職する会社との
手続きが行われていきます。
まとめとアドバイス
現場監督は色々ときついことが多い仕事です。
まだ昭和チックな職場環境が残っていたりしているけど、昔は許されていたであろう失敗が
許されない空気になっていて、若い人たちにとっては正直仕事にやりがいを感じられず、
どんどん仕事が嫌いになっていくと思います。
1年目でやめてしまうのは経験としてどうかとは思ってしまいますが、ストレスに潰されてしまうので
あれば早めに転職をオススメします。
今後、施工管理という仕事はもっとデジタルチックになっていくとは思うのですが、
まだまだ発展途上の仕事です。
私自身は現場監督が不向きだなと以前から感じていましたので、違った形で建設業に関われたらと
思い、転職を決めました。
どんな思いで仕事をしているかはそれぞれ人によって違いますので、自分でどうしたらいいか
進む方向を決めてから動いた方がいいでしょう。