現場監督が解説!工事写真のファイル管理・整理のコツ

どうも、白熊です!

今回は、工事写真を撮ったあとのファイルの管理や整理について書いていきたいと思います。

現場に追われてしまう毎日の中で、少しでも効率を上げられるように参考にしていただきたいです。

この記事でわかることは?

・写真整理の前段取り

・写真整理のコツ!

※今回は写真整理のコツですので、写真の撮り方などは参考書を見ていただいて

とることをお勧めします!

どのように分ければいいのか?

工事写真は工事の工種ごとに分けて、その中で細分化というやり方が一番早いと思いますし、

整理した自分以外が見てもわかりやすくなります。

まず初めに、工事現場では共有のクラウドまたはHDDを使って作業します。

その中で、順番を決めていくと思いますが写真のフォルダの中を工事の順番で作成していきます。

共有フォルダ

写真フォルダ

大まかですが順番に作成していきます。

白熊くん
順番て言われてもいまいちわからないなー

工事の順番に関しては、設計図の最初の方のページにあります、特記仕様書を見ていただくと

工事の種類が書いてあると思いますので、その順番通りに作成していけば問題ないです。

(斜線がされているものはその工事をやらないという意味です)

工種ごとに順番分けが出来たら、さらにその中で分けていきましょう。

例えば地業工事で以下のように工区と種類に分けてファイルを作成しています。

このように〇〇工区(工区)の〇〇(種類)と分けるとわかりやすいです。

(階数がある場合はこのフォルダの前に階数で分けておいたほうがいいですね)

工区がない場合は、種類だけでいいですが、種類がかぶるとこがあるなら①②だったり、

北面・南面など少し分けておくといいです。

基本的に写真は工区で1種類ずつだったりと写真の頻度がありますので、

それは事前に確認しておきましょう。上司かあるいは設計の人に聞けば間違いないです。

このフォルダの中ですが、この中は作業の内容でフォルダを分けたいところですが、

これ以上やるとわかりづらくなってきます。

かなりフォルダ分けしているなと思いますが、

ここまで細分化してしまうとあとで見返す際にめんどくさくなります。

(この中に入るまでにダブルクリックが初めのフォルダから4回必要です)

ここまでせずに工区分けと種類で分けたらあとは工事の流れの写真を入れるだけで、

後からでも見やすくなります。

余裕があれば写真にタイトルを付けてあげるとわかりやすいですね。

別になくても見返すのに作業の順番通り(撮った順番)になっているのでわかると思います。

白熊くん
フォルダ分けしても最後のフォルダまでいかないと全部入ってるか確認できないのー?

最後の画像が入ったフォルダまで確認をしてもいいですが、それだとなんかめんどくさく感じますよね。

そこで私は、整理が終わったフォルダはタイトルに記号を付けています。

記号を付けることで、順番が一番上に移動してきます。

そうすると★よりも下のフォルダは整理されていないんだなということが一目でわかります。

フォルダに★などの記号を付けていて怒る人はごく稀だと思います。

自分なりに●や※などをつけてわかりやすくしていくことが、仕事の効率を上げていくコツだと思います。

また、写真整理で一番大事なことは、【自分以外の人間が見ても見やすいか】ということを

常に考えて作らないといけません。もし急遽自分が現場移動になって引き継ぐ際に全然整理が出来てなくて、

引き継いだ人から全然わからんと電話が連日来ることもあるかもしれませんので、気を付けてください。

実際に私は何回か引き継がれて、苦労したことがあります、、、泣

主観ではなく、客観的にどうかなーと考えて作ることをおススメします。

それと毎日整理することを目標に作業を進めてください。

(いつ現場移動になるかわかりませんので)

読んでいただきありがとうございました。

今回は工事写真の整理の仕方を紹介しました。

最初に準備しておいてあとは放り込む!

そうしておくだけで、後々一気にやろうとしたときに後悔しなくて済みます!

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