これから新たに現場監督になる方々へ現役監督がアドバイス!

どうも白熊です。

今回は4月から新たに現場監督になる方に向けて今の現状とアドバイスを記事にしました。

インターンなどの職場体験や現場がどんなとこか知っているという方には

少し物足りないかも知れません。

私自身、現場に配属になるまでどういった仕事をするのか想像できなかった経験

があり、同じ状況の人もいるのではないかと思ってますのでよければ参考にしてください!

まず建設業の現状を把握

・建設業は今新しい風が吹き始めていること

・職人さんの高齢化が進んでいること

新監督へのアドバイス

・研修で同期と仲良くなること

・現場によって仕事環境が変わること

・デスクワークだけではない!

・自分の長所を探すこと

・本質を見る目を養うこと

まずは建設業の現状を把握しよう

・建設業は今新しい風が吹き始めていること

建設業界は今DX化(デジタルトランスフォーメーション)に向けて動き出しています。

今までデジタル化されていなかったこともどんどんデジタル化されたり、

BIM(Building Information Modeling)という建物を3Dで管理を行う技術も進歩してきて

いろいろな企業さんが取り入れ始めています。

DX化、BIM、CIM、ICT、ZEB などなど、新しい言葉が増えてきています。

「正直、そんなこと言われてもよくわからないよ」と思うかも知れませんが

今の現場監督たちも勉強し始めたくらいなので、むしろ頭が柔らかいみなさんはすぐに

習得できるはずです!

その他のIT技術が知りたい方はまとめた記事を書いていますので参考にしてください!

・職人さんの高齢化が進んでいること

建設業は日本の人口減少に伴い、働く人の人数がかなり減っています

建設業は技術職ということもあり、新しい人が入らないと技術が伝達出来ないという

窮地に立たされています。

また教える人も高齢でかつ、現場で最前線で働いている方が多いので

その人の負担が大きくなっていくということがわかります。

職人さんからも

『教えるのにも時間が取られるし、体力仕事だからなかなか続ける人がいない』と

心配の声をもらうこともあります。

もちろん職人さんの人口が増えていくことを願うことも大事ですが、

これからは現場の作業の自動化もどんどん進んできますので、そういったことが

変化していくんだなという気持ちも持っていて欲しいです!

新監督へのアドバイス

・研修で同期と仲良くなること

会社に入って、まず知り合うのが同期です。

もちろんライバル視するのもいいかも知れませんが、同じ環境からスタートする仲間なので

何年経っても情報共有できることは大きなメリットになります!

研修で一緒でも現場に配属されると自分以外は歳上で相談しづらいこともありますので、

同期とのつながりは持っておいた方が気持ちが楽になります!

・現場によって仕事環境が変わること

正直言いますと、配属される現場によって環境は確実に変わります。

地域柄や地域によって施工のやり方も少しは異なります。

それから現場所長によって現場の雰囲気なども大きく変りますので、

やはり人間なので合う合わないということはあります。人間はマニュアル化できないので。

私の先輩にもブラック所長に当たって躁鬱になった人もいました。。。

アドバイスとしては、現場の中で気軽に話せる人を探すことですね。

しょうもない話を聞いてくれる人に少し愚痴を漏らすといいかと思います。

職人さんたちは新しい監督だといろいろと教えてくれたり、優しくしてくれますので、

こちらから話しかけていくことをおすすめします!

・デスクワークだけではない!

デスクワークだけじゃない!?とびっくりした人は数少ないでしょう。笑

これは実際に私が感じたことであって、事前にどんな仕事なのかを全然把握してなかったことが

大きな要因ですね。。。(調べろって話しですよね^^;)

現場での仕事は現場で管理する仕事図面をチェックする作業

書類を整理する事務作業に分かれます。

今こそ事務所にいることが多くなりましたが、最初は朝と昼ごはんの時しか事務所にいないという

こともありました。若い頃は現場で写真を撮ったり片付けをしたりと現場に慣れることが

重要視されますので、まずは現場に慣れましょう

・自分の長所を探すこと

現場で仕事をしているとどうしても仕事の大変さに流されてしまうこともあります。

しかし、流されっぱなしだと『なんでこの仕事をやっているんだろう』と落ち込んでしまいます。

そうならないために自分の長所を探すことは大事だと思っています!

例えば私だと、『なんで現場がもっとデジタル化しないのか?』と思っていましたので、

ICTに詳しくになろうと思い情報収集などをして本社の方に流していました。

当時は生意気と思われていたかも知れませんが時代が進んで当たり前になってきてますね。

・本質を見る目を養うこと

まず現場に慣れることが優先ですが、慣れてきたら現場で施工していることに

意識を向けることに注力してください。

現場で施工されていることは基準があって施工されています。

なので、どういった基準があるのかなどを調べるようにしてください!

品質の確保には必要なことなので勉強してみてください、1級施工管理技士の

試験でも出ますので勉強しておいて損はないです!

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