どうも白熊です。
今回は現場でコンクリートの中に埋まる鉄筋を組む鉄筋工さんの記事です。
鉄筋と言われてもあまり馴染みがないかもしれませんが、建物の強度を出すのに必要な部材になります。
コンクリートの中に埋まっているので目にしたことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、
役割としてはコンクリートが圧縮に対して強度が強くて引っ張りに弱い、鉄筋が引っ張りに強く圧縮に弱いので
お互いに構造の補填材料に使用されます。
構造に関係してくるので重量があるため、若い人が多い印象です。
床の鉄筋や柱の鉄筋など平面に組んだり、立体に組んだりと重量物を組み立てるので非常に大変です。
鉄筋を運んでピッチ(鉄筋の隙間)を確認して配置し結束していきます。
結束に使用するのは結束線といてこれも鉄でできたひもみたいなもので縛っていきます。
ハッカーという鉄筋を結束線で縛るための工具を使用しますが、最近では電動工具を用いて結束していることも多く見られます。
作業効率的には全然電動工具の方が早いです。
鉄筋という重量物を時には何10mと運ばなくてはならない鉄筋やさん、鳶さんの次にきつい仕事かもしれませんが、体力に自信がある方はやってみてもいいのではないかと思います!